乗り越えた

私の母は3月初旬に膵臓がんと診断されました。

 

がんの中でも進行が早いといわれており、これからどうしたらいいのかと悩みながら毎日を過ごしてきました。誰でもそうですが、痛い事や苦しい事が嫌いな母。完治するわけではないのなら治療はしないと医師の前できっぱりと言い、当初から痛みを抑えるケアを始めました。

7月に十二指腸が詰まってしまい手術をしました。おかげで口から食べることが続けられました。

ちょうどそのころ主治医の先生と話した際、「一般的に、十二指腸が狭窄してから2ヵ月くらいで亡くなる方が多いです」と言われました。7月初めに十二指腸が狭窄したので、2ヵ月というと9月かぁ…と思い妹にそのことを告げると、「お母さんは9月が嫌いなんだって。昔から9月になると良くない事があったみたいだよ」と。あまり信じていないのですが、これが運命ってやつなのか?

 

今は10月5日です。母は今も杖をつきながら散歩に行っています。先日は家族全員で焼肉に行きました。そうです。嫌いな9月を乗り越えたのです。医者から言われた2ヵ月を乗り越えたのです。

 

母は一人で暮らしていましたが、病気が発覚してから妹の家に引っ越しました。日々の様子が妹から送られてきますが、孫たちと仲良く暮らしているようです。何が正解かは誰にもわかりません。治療を始めていれば少しでも長く生きられるのかもしれませんが、あの時に母が決断したことが正解だったと思えるように、いつかくるその時まで穏やかに生きてほしいと思います。

 

私が子供の頃には写真を撮ることを嫌がっていましたが、先日姪の七五三の写真にはいい顔で記念写真に納まっていました。

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