サプリメントは万能薬?
2020年7月現在、ワタシが常用しているサプリメントは、
・蜂の子
・ギムネマ
・クリルオイル
・レジスタントプロテイン
の4種類です。
そのうちギムネマは糖質が多い食事の前、レジスタントプロテインは脂質が多い食事の前だけに使用しているので、毎日欠かさず使用してるのは蜂の子とクリルオイルの2種類ということになります。
今でこそサプリメントの販売を生業としていますが、前職のサラリーマン時代には(約5年前になりますが、ワタシがサプリメントに興味を持ち始めたころ)、5マスのピルケース2つが満タンになる種類のサプリメントを使用していました。しかも全て海外製。
同僚の勧めでトレーニングを始めた時期でもあり、また接待や付き合いによるほぼ毎日の暴飲暴食のおかげで見るからに不健康になっていた時期でもあったので、体の気になるところに対応していると思われるサプリメントは片っ端から使用していたのです。しかもサプリメントは成分の含有量が命!とも思っていたので海外製を好んで使っていました。
そのころ使用していたサプリメント類は
・BCAA
・L-カルニチン
・グルタミン
・HMB
・オルニチン&アルギニン
・EAA
・オメガ3(フィッシュオイル)
・マルチビタミン
・マルチミネラル
・スルフォラファン
・タウリン
・難消化性デキストリン
・ホエイプロテイン
今考えると恐ろしくなります。
その結果、健康になれたのかというと・・・
毎日、原因不明の下痢でした。しかもかなりの水下痢。
体重は全く減らずに増える一方。
2年ほど続けたのですが、なにかおかしいと思い全て止めてみました。すると下痢はあっという間に治りました。今までの自分がイヤになり、ジムも解約してトレーニングも止め、ついでにその数年後に会社も辞め、サプリメント業界に移ったのです。
ちなみに今は健康的だと感じています。マックス90㎏あった体重も今朝の時点で78㎏でした。
理屈を聞くだけだと(成分の効果を聞くだけだと)、それぞれのサプリメントには意味があると感じられるので全て使いたくなります。しかも体に気になるところがある場合はなおさらそこに対応しているサプリメントは使いたい。このように思う事はある意味当たり前のことだと思うのですが、
「サプリメントは万能薬ではありません。というかそもそも薬ではありません。」
食事で補いきれない栄養を補給することと、日々の努力の手助けになること、この目的のためにサプリメントは存在していると思います。
このサプリメントさえ使っていればいくらお酒を飲んでも大丈夫!ではないのです。お酒の量をコントロールした上で、肝機能の手助けになる栄養成分を適量補給するというのが効果的であり正しいサプリメントの使い方なのです。
難消化性デキストリンさえ飲んでいれば、いくら揚げ物を食べても大丈夫!ではないのです。暴食をコントロールした上で、食物繊維を積極的に補給するとダイエットに効果的であるということなのです。
5年前のワタシは完全に間違っていました。
でも、間違いに気づいたおかげで今は上手にサプリメントと付き合えています。